🌳 MORI INVEST — AIを片手に、FX・新NISA・投信をやさしく研究する

コア・サテライト戦略をAIと設計する

土台は守り、ほんの一部で攻める。その配分を考えてみた

📅 公開: 2026年7月9日 ✍️ 著者: 森ノブ ⏱ 読了: 約9分
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森ノブ
この記事を書いた人:森ノブ 30代会社員 / つみたて投資歴5年 / 米国株インデックス派。最近はAIを相棒にFXの勉強を始めた等身大の一般人です。
コア資産とサテライト資産の配分をAIと一緒に設計するイメージ

「コア・サテライト」という言葉を初めて聞いたとき、私は正直、投資のプロが使う難しい戦略なんだろうな、と身構えました。でも中身を知ってみると、意外とシンプルでした。資産の大部分を安定した土台(コア)に置き、残りのごく一部だけを、少し攻めた対象(サテライト)に回す。それだけの考え方です。

私はつみたてNISAを5年続けてきて、米国株インデックスを月5万円ずつ積んでいます。累計の元本はだいたい158万円、いまの評価額は212万円くらい。この「淡々と積む部分」が、私にとってのコアです。そこにFXの勉強を足したいと思ったとき、じゃあ攻めの部分をどう位置づけるか。それをAIと一緒に整理してみたので、その過程を書きます。

コアとサテライト、そもそも何がどう違うのか

コアは、資産形成の背骨です。私の場合は、全世界や米国株のインデックスファンドを新NISAでコツコツ積む部分。値動きはあるけれど、長い目で世界経済の成長に乗っていく、という発想です。ここは基本、動かしません。相場が下がっても売らない。むしろ淡々と積み続ける。

一方サテライトは、コアの周りを回る衛星のような存在です。金額としては全体のほんの一部。私が勉強を始めたFXは、レバレッジがかけられるぶん値動きが激しく、コアには置けません。だからこそ「学びと、少額の実験」の枠として、サテライトの位置づけがしっくりきました。土台がしっかりしているから、周りで少し冒険してもぐらつかない。この安心感が、私には大きかったです。

私がコアに使っている投資信託は、たとえばeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で、運用管理費用(信託報酬)は年率0.05775%以内。米国株式(S&P500)のほうは年率0.08140%以内で、オルカンよりわずかに高めです(三菱UFJアセットマネジメントの交付目論見書より、いずれも購入時手数料・信託財産留保額はなし)。コストが小さいからこそ、値動きに一喜一憂せず淡々と積み続けられる、というのが私の実感です。

配分を考えるとき、私はまずAIに「自分の状況」を丸ごと伝えてから相談します。前提を渡さないと、教科書どおりの一般論しか返ってこないからです。聞き方の例:「30代会社員、つみたてNISAを月5万円5年継続中、米国株インデックス派です。コア・サテライト戦略の考え方を、私の状況に当てはめて整理してください。具体的な商品名や『いくら儲かる』話は不要です」

AIは「配分の考え方」を整理する相棒として使う

AIに相談してよかったのは、頭の中でごちゃごちゃしていた要素を、きれいに並べ替えてくれたことです。私が「攻めの資産も持ちたいけど、失敗が怖い」とだけ伝えたら、AIは「では、失っても生活に響かない範囲を先に決めましょう」と、順番を整理してくれました。金額の上限を先に決めてから中身を考える。この順番、自分ひとりだと逆にしがちでした。

ただ、ここで大事なのは、AIに「私の最適な配分は何%か」を決めさせないことです。それは私の家計と性格と、どれくらいのブレなら眠れるか、という個人的な話。AIはあくまで、選択肢と考え方を並べる係です。最後の一線は自分で引く。私はそう決めています。

「守り7〜8割、攻め2〜3割」はあくまで例

よく言われる目安として、コア8割・サテライト2割、といった配分を見かけます。でもこれは万人の正解ではありません。私はまだFXが勉強段階なので、実際に動かすのはもっとずっと小さい割合から始めるつもりです。AIに「初心者はどのくらい小さく始めるのが一般的か」と聞くと、いくつかの考え方を示してくれますが、その数字を鵜呑みにせず、自分の家計簿と照らして決めることにしています。

コアの選択肢自体は、実はかなり豊富です。金融庁が公表しているつみたて投資枠の対象商品は、2026年8月18日時点で363本(うち指定インデックス投資信託が286本)。この本数は毎月のように更新されるので、コアを選び直すときはAIに聞くより先に、金融庁のページで最新の一覧を見るようにしています。

私は最初、サテライトを「もっと増やしたい」という下心で大きめに考えていました。でもAIに家計の前提を伝えて相談する中で、ハッとしたんです。攻めの部分は、増えることより「なくなっても平気か」で決めるべきだ、と。試しに「もしサテライトが全部ゼロになっても、私の生活とコアの積立は続けられますか?」と自分に問い直す形でAIに壁打ちしてもらいました。答えは、続けられる範囲まで小さくすれば大丈夫、でした。結局、私が置くと決めた攻めの枠は、当初考えていた金額の数分の一。拍子抜けするほど小さいけれど、これなら夜も眠れます。土台を崩さないための配分なんだ、と腹落ちしました。

コアを崩さないことが、いちばんのルール

コア・サテライトで私がいちばん大事だと思うのは、サテライトで失敗してもコアには手をつけない、という約束です。FXで思うようにいかなかったとき、つみたての口座を取り崩して補填したくなるかもしれません。でも、それをやってしまうと土台そのものが揺らぐ。だから私は、コアの口座とサテライトの資金を、頭の中でも実際でもきっちり分けています。

この「分ける」という発想も、AIに整理してもらうと言葉にしやすくなりました。混ぜない、借りない、埋め合わせしない。三つの禁止事項を自分ルールとしてメモにして、見えるところに貼っています。

自分ルールを言語化するときも、AIは便利です。ふわっとした決意を、具体的なルールの形に整えてくれます。聞き方の例:「コアのつみたて資金とサテライトのFX資金を混ぜないための、初心者向けの自分ルールを3つ、短い箇条書きで提案してください」

数字と制度は、必ず自分で一次情報を確認する

ここは何度でも書きます。新NISAの非課税保有限度額は1800万円(うち成長投資枠は1200万円)で、非課税期間は無期限。制度は2024年に始まりました。こうした事実は、AIが古い情報で答えることがあるので、必ず金融庁の公式サイトで確認してください。FXについても、国内の個人はレバレッジが最大25倍で、証拠金取引ゆえに元本保証はなく、相場が急変すればロスカットが起きます。数字はAIに任せず、自分の目で確かめる。これが鉄則です。

年間の投資枠についても補足しておくと、つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円で、併用すると合計で年間360万円まで投資できます(金融庁NISA特設ウェブサイトより)。サテライトの元手にしているFXのスワップポイントは、日米の政策金利差からも影響を受けます。参考までに、日本銀行は2026年7月31日の会合で無担保コールレート(オーバーナイト物)を1.0%程度で推移させる方針を維持し、米FRBも2026年7月29日のFOMCで政策金利誘導目標を3.50〜3.75%に据え置いています。この手の数字は日々動くので、記事を読んだ時点で必ず最新の公表値を確認してください。

AIは配分の「考え方」を一緒に練る相棒としては優秀です。でも、いくら儲かるとか、この配分なら安全だとか、そういう断定は決してしてくれません(してきたら、それは疑うべきサインです)。考え方はAI、事実は公式、判断は自分。この三分割を、私は毎回言い聞かせています。

まず、自分のコアとサテライトを一枚の紙に書き出す

難しく考えず、いま積んでいる土台(コア)と、これから少しだけ試したい攻めの枠(サテライト)を、紙に分けて書いてみてください。金額はうんと小さくてかまいません。口座やツールの具体的な条件は、学びを進めながらおいおい各社の公式で確認していきましょう。

まとめ|土台を守るための「攻めの小さな枠」

コア・サテライト戦略は、攻めるための戦略というより、土台を守りながら少しだけ学びと実験の枠を持つための考え方でした。コアはつみたてで淡々と、サテライトは失っても平気な範囲で小さく。この配分をAIと壁打ちしながら整理すると、頭の中がずいぶんすっきりします。

次は、投資信託とFXを実際にどう組み合わせるか、もう少し具体的に踏み込んでみます。焦らず、土台を崩さない範囲で、一歩ずつ進めていきましょう。

本記事はAIツールを活用した学習方法およびFX・投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定の取引・手法・サービスを推奨するものではありません。AIツールの出力には誤りや古い情報が含まれることがあり、投資判断をAIに委ねることは推奨しません。FXは為替相場の変動により損失が生じるおそれがあり、預けた証拠金を上回る損失が生じる可能性があります(元本保証はありません)。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。掲載内容は執筆時点(2026年7月)の一般的な情報です。本サイトはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を利用する場合があります。

出典

  1. 三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)交付目論見書」https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/253425.pdf(2026年8月27日取得)
  2. 三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)交付目論見書」https://emaxis.jp/pdf/koumokuromi/253266.pdf(2026年8月27日取得)
  3. 金融庁「つみたて投資枠対象商品の概要について」2026年8月18日時点https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/products/20260818/28.pdf(2026年8月27日取得)
  4. 金融庁 NISA特設ウェブサイト「NISAを知る」https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html(2026年8月27日取得)
  5. 日本銀行「当面の金融政策運営について」2026年7月31日https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2026/k260731a.pdf(2026年8月27日取得)
  6. 米連邦準備制度理事会(FRB)プレスリリース 2026年7月29日https://www.federalreserve.gov/newsevents/pressreleases/monetary20260729a.htm(2026年8月27日取得)