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やめるとき、何が残るのか——自動売買の解約手順を先に読む

7日前の連絡。決済されずに残る建玉。別扱いになる口座解約

📅 公開: 2026年8月28日 ✍️ 著者: 森ノブ ⏱ 読了: 約6分
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森ノブ
この記事を書いた人:森ノブ 30代会社員 / つみたて投資歴5年 / 米国株インデックス派。最近はAIを相棒にFXの勉強を始めた等身大の一般人です。

自動売買サービスをやめる手続きは、画面のボタンを押して終わり、ではありませんでした。連絡は停止を希望する日の7日前まで。そして、持っていた建玉はそのまま残ります。

始め方の説明はどこにでもあります。やめ方の説明は、探しにいかないと出てきません。フジトミ証券のシストレセレクト365は、そこがよくある質問に文章で書いてあったので、順番どおりに読んでみました。

新しいサービスを調べるとき、私が最初にAIへ頼むのは「解約時に何が起きるかを整理して」です。始め方は各社が丁寧に説明してくれるので、自分で調べる必要が薄いんですよね。聞き方の例:「投資助言サービスを解約するとき、一般的に確認すべき項目を洗い出して。おすすめや評価は不要で、確認項目と、公式のどこを読めばいいかだけ」

シストレセレクト365は、投資助言サービスという契約

まず契約の種類から。公式にはこうあります。「シストレセレクト365は、東京金融取引所に上場するくりっく365を対象とした投資助言サービスです。」。付随機能の「自動売買管理サービス」と、同社に開設するくりっく365口座を組み合わせて自動売買を行わせる、という構成でした。提供はフジトミ証券株式会社、関東財務局長(金商)第1614号です。

費用は「シストレセレクト365は、売買手数料 0円、サービス利用料金(初回のみ税込990円)でご利用いただけます。」と説明されています。助言報酬にあたる990円が初回のみ、という形です。ただし0円の範囲には線があって、よくある質問には「シストレセレクト365 を利用した取引については手数料がかかりません。お客様自身が発注した注文や代行発注は取引コースごとの手数料が発生します。」ともあります。

解約は、停止したい日の7日前までに連絡する

手順は3段階に読めました。公式の記載をそのまま順に並べます。

順番やること公式の記載
1期限を守って連絡する投資顧問契約の解除が必要となるため、サービスの停止を希望する日の7日前までに連絡する
2稼働中のストラテジーを止める解約の手続き中に注文が発注される可能性があるため、事前に稼働を停止する
3未決済のポジションを決済する稼働を停止すると新規注文および決済注文の自動発注が止まるので、くりっく365の取引画面にログインして自分で決済する。自分で発注した注文には取引コースごとの手数料が発生する

2番と3番は、公式が「解約をお申し出いただく際には」の前提として先に確認を求めている項目です。順番を逆にすると、止めたつもりの裏で注文が出る、という状態になりかねません。

公式には、複数のストラテジーを選んで同時に稼働させられるとも書かれていました。だとすると1番の連絡を入れる前に、いま何が動いているのかを自分で数える作業が要ります。ここは月1回しか画面を開かない私には、いちばん抜けそうな工程です。

契約を終えても、残るものがある

ここが私の読みたかったところでした。やめても消えないものが、はっきり書いてあります。

やめたあとに残るもの公式の記載
保有していた建玉ストラテジーの稼働は即時停止するが、保有していた建玉は決済されずそのまま残る。自分で決済を行う
くりっく365の口座シストレセレクト365(投資顧問契約)の解除を行っても、くりっく365の口座解約は行われない
支払済みの報酬すでに受領したシステム利用料(助言報酬)の返金は行っていない
クーリング・オフの扱い自動売買管理サービスはクーリング・オフの対象。期間内の解除なら助言報酬は全額返金、期間経過後の解約では返金されない

出典:フジトミ証券 シストレセレクト365のよくある質問および重要事項の記載より、2026年8月28日に筆者が確認して要約。クーリング・オフの期間は公式サイトに日数の記載がないため、契約締結前交付書面でご確認ください。記載は変更される場合があります。

フジトミ証券 シストレセレクト365

私が入口より先に出口を読むようになった理由

私の運用チェックは月1回だけです。つみたては止めても「買うのをやめる」だけなので、それで足りていました。今回この解約ページを読んで、同じ感覚は持ち込めないなと思ったんです。建玉が残るなら、止めたあとに私が動かないといけない。月1回の人間には、そこが弱点になります。そもそも私が投資を始めたきっかけは、職場の先輩の「月1,000円なら、なくなっても飲み会1回分だよ」という言葉でした。あの一言が効いたのは、失っても取り返しがつく金額だと分かったからです。やめ方を先に読むのは、たぶんそれと同じことをしています。
解約条件のような細かい話ほど、AIの答えを鵜呑みにしないほうがいい領域です。日数や返金の有無はサービスごとに違い、しかも改定されます。私はAIに整理を頼んだあと、必ず公式のよくある質問と契約締結前交付書面に当て直しています。聞き方の例:「解約時の確認事項を表の形に整理して。日数や金額は書き込まず、確認すべき項目名と、公式のどの書面に載っているかだけ」

出口を読んだら、入口の話に戻る

やめ方が分かると、始め方の情報も違って見えてきました。お金を入れずにどこまで確かめられるのか、デモ口座で整理した記事が隣にあります。

まとめ|終わり方を先に知る

7日前までの連絡。稼働の停止と未決済ポジションの確認。決済されずに残る建玉。別扱いの口座解約。そして返金されない支払済みの報酬。ここまで読んでから、始めるかどうかを考える。順番としてはこちらが先だと私は思っています。

この記事で書いたのは、費用でも成績でもなく手続きです。地味ですが、あとから知ると困るのはたいてい手続きのほう。仕組みの理解はAI、事実確認は一次情報。出口の条件こそ、公式で確かめてください。

本記事は投資助言サービスの解約手続きに関する一般的な情報提供であり、特定のサービスの利用を推奨するものではありません。引用した記載は2026年8月28日に筆者が公式サイトで確認した執筆時点のもので、手続き・費用・登録番号は変更される場合があります。クーリング・オフの期間は公式サイトに日数の記載がないため、契約締結前交付書面でご確認ください。期間経過後に解約した場合、支払済みの助言報酬は返金されません。ストラテジーの運用成績は将来の運用成果を保証するものではなく、相場の状況によっては過去の成績を大きく下回るおそれがあります。FXは為替相場の変動により損失が生じるおそれがあり、相場の急変時等には預けた証拠金を上回る損失が生じる可能性があります(元本保証はありません)。AIの出力には誤りが含まれることがあり、投資判断をAIに委ねることは推奨しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本サイトはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を利用する場合があります。