【2026年版】つみたて投資はどこ?SBI証券・楽天証券・マネックス証券を実際5年使った森ノブが徹底比較
— 初心者の8割が迷う「証券会社選び」を、3社並行運用した実体験で結論づける
📚 この記事の目次
先に結論:迷ったらSBI証券。楽天経済圏なら楽天証券。米国株重視はマネックス
10分の記事を読む前に、結論からお伝えします。
- とにかく迷ったら → SBI証券(つみたて投資銘柄数No.1・三井住友カード積立で0.5〜5%還元)
- 楽天市場や楽天モバイルを使っている → 楽天証券(楽天キャッシュ+楽天カード積立で楽天ポイントが貯まる)
- 米国個別株もやりたい → マネックス証券(米国株手数料が業界最安水準・分析ツール強い)
もちろん、3社とも口座開設は無料で、開設にデメリットはありません。森ノブの推奨は「2社持ち」で、SBI証券をメインに楽天証券かマネックスをサブに置く、というスタイル。後半で詳しく解説します。
なぜ大手3社に絞るのか?ネット証券15社のうちこの3社を選ぶ理由
日本のネット証券は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券など、主要だけでも10社以上あります。それなのに、なぜこの記事ではあえて3社に絞るのか。
理由は3つ。
理由①:つみたて投資銘柄が「揃っている」のがこの3社
つみたて投資で人気のインデックスファンド、たとえばeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、ほとんどの証券会社で扱っています。しかし、もう少しマニアックな商品、たとえばSBI・V・全米株式インデックス・ファンドやたわらノーロード 全世界株式などまで含めると、選択肢の幅で大手3社が頭ひとつ抜けます。
理由②:クレカ積立のポイント還元が「上位3社の独占」
クレジットカードで投資信託を毎月積み立てると、0.5〜5%のポイントが還元される仕組みがあります。これを使うと、たとえば月5万円を1年積み立てれば、60万円×0.5%=3,000円分のポイントが「ノーリスクで」貰える計算に。
このクレカ積立、業界トップ層の還元率を実現しているのがSBI証券(三井住友カード)、楽天証券(楽天カード)、マネックス証券(マネックスカード)の3社です。他の証券会社にもクレカ積立はありますが、還元率や対象カードで見ると、この3社が圧倒的に有利。
理由③:森ノブが5年使って「ストレスなかった」のがこの3社だけ
これが一番大きい理由かもしれません。私はこの5年間、いろんなネット証券にも口座を作りました(auカブコム、松井、SBIネオモバイル、PayPay証券など、全部で7社)。そのなかで、「アプリ操作で混乱しなかった」「サポートが迅速だった」「メンテナンス頻度が少なかった」のが、SBI・楽天・マネックスの3社だけでした。
2024年の新NISA開始時、私は5社のサブ口座すべてで設定変更を試みました。SBI証券は5分・楽天証券は7分・マネックス証券は8分で完了。一方、ある中堅ネット証券では「設定画面のラベルが旧NISAのまま」「変更ボタンが3クリック先のサブメニュー奥」「処理に数日かかる」で、結局その口座は手動入金に切り替えるしかなく、ストレスがすごかったです。
一目で分かる総合比較表
まずは森ノブが5年間使ってきた感覚を、まとめて表にしました。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| つみたて投資 取扱本数 | 250本超 ★★★★★ | 240本超 ★★★★★ | 234本超 ★★★★☆ |
| クレカ積立 還元率 | 0.5〜5.0%(三井住友カード)★★★★★ | 0.5〜1.0%(楽天カード)★★★★☆ | 1.1%(マネックスカード)★★★★★ |
| クレカ積立 月上限 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
| 米国株 取引手数料 | 約定代金の0.495%(最大22USD)★★★★☆ | 約定代金の0.495%(最大22USD)★★★★☆ | 約定代金の0.495%(最大22USD・買付為替手数料0円) ★★★★★ |
| 米国株 取扱銘柄数 | 約6,500銘柄 | 約4,800銘柄 | 約4,300銘柄(ただし時間外取引可) |
| スマホアプリ使いやすさ | 普通 ★★★★☆ | iSPEEDが秀逸 ★★★★★ | 分析機能◯ ★★★★☆ |
| 新NISA成長投資枠 国内株手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
| ロボアドバイザー | SBIラップ(自社) | 楽ラップ(自社) | ON COMPASS(提携) |
| サポート品質 | 電話・チャット ★★★★☆ | 電話・チャット ★★★★☆ | 電話24h対応 ★★★★★ |
| 口座開設までの日数 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
| 初心者にやさしい度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 森ノブ評価 |
※2026年5月時点で各社公式サイトより。条件は変更される場合があるため、必ず最新の公式情報をご確認ください。
SBI証券 — 「迷ったらココ」の業界トップ
SBI証券の特徴
SBI証券は、口座開設数1,300万を超える国内ネット証券最大手です。森ノブもメイン口座として使っています。「迷ったらSBI証券」と言われる理由は、以下の3点に集約されます。
- つみたて投資銘柄が250本超で業界トップ水準
- 三井住友カードを使ったクレカ積立で、最大5.0%(プラチナプリファード)のポイント還元
- SBI・Vシリーズ等の超低コストファンドを独自展開
こんな人に向いている
- つみたて初心者で、何を選べばいいか分からない人
- 三井住友カードを既に持っている、または作る予定の人
- 選択肢の広さ・サービスの総合力で選びたい人
- 米国株もそのうちやりたい人(買付為替手数料が住信SBIネット銀行経由で0円)
森ノブが感じたデメリット
- アプリのUIが「楽天証券iSPEEDと比べると」やや古い感じがする
- サイトの情報量が多すぎて、初心者だと欲しい情報を探しにくい
- 住信SBIネット銀行も併用しないと、米国株のメリットが最大化できない(→面倒な人にはネック)
SBI証券を私が選んだ最大の理由は「クレカ積立の還元率」です。三井住友カードのゴールド(年会費5,500円)で1%還元、年100万円使うと翌年以降の年会費が永年無料になります。月5万円積立すると年6万円×1%=6,000円のポイント還元。これがほぼノーリスクでつくのは、5年積み立てて改めて「強い」と思いました。
楽天証券 — 楽天経済圏ユーザー最強
楽天証券の特徴
楽天証券は、楽天グループのネット証券です。楽天市場・楽天モバイル・楽天カード・楽天ポイントといった「楽天経済圏」を使っている人にとっては、これ以上の選択肢はないと言っていいレベル。
- 楽天カードでのクレカ積立で楽天ポイント0.5〜1.0%還元
- 楽天キャッシュ積立で追加0.5%(合計1.0%)が可能
- iSPEEDというスマホアプリの完成度が業界トップクラス
- 楽天証券口座を持っていると、楽天市場のポイント還元率が+0.5倍
こんな人に向いている
- 既に楽天市場・楽天モバイル・楽天カードを使っている人
- スマホで完結したい人(iSPEED最強)
- 楽天ポイントを生活費で消費している人(投資→ポイント→生活費の好循環)
- 日経新聞を無料で読みたい人(マネーブリッジ設定で楽天証券から日経テレコン無料)
森ノブが感じたデメリット
- 過去数回、ポイント還元率の改悪があった(特に2022年)
- 楽天証券単独で見ると、つみたて投資の取扱本数はSBIに僅差で負ける(240本 vs 250本)
- 米国株取扱銘柄数はSBI証券に劣る
マネックス証券 — 米国株最安水準の通好み
マネックス証券の特徴
マネックス証券は、SBI・楽天と比べると「中堅」ではあるものの、米国株分野では業界トップクラスの存在感を持つ証券会社です。森ノブは米国個別株(AppleやMicrosoft)の投資用に使っています。
- 米国株 買付時の為替手数料が0円(SBI/楽天は25銭〜)
- クレカ積立還元率1.1%(マネックスカード)→ 業界最高水準
- 銘柄分析ツール「銘柄スカウター」が無料で使える(時系列で業績推移が見やすい)
- 米国株の時間外取引が可能(NY市場の取引時間外でも注文できる)
こんな人に向いている
- 米国個別株を本格的にやりたい人
- 米国ETF(VOO、VTI、QQQ等)を低コストで買いたい人
- クレカ積立の還元率重視(マネックスカード1.1%)の人
- 銘柄スカウターで企業の業績を深く分析したい人
森ノブが感じたデメリット
- つみたて投資の取扱本数はSBI・楽天に若干劣る(234本 vs 250本)
- サイトのUIがSBI・楽天と比べると「玄人感」がある(初心者にはやや難)
- 楽天市場・楽天ポイントとの連携がない
米国株を本気でやり始めたとき、私は「為替手数料0円」に惹かれてマネックス証券を追加開設しました。1株あたり数銭の差ですが、年間で見ると無視できない差が出ます。それと「銘柄スカウター」は本当に秀逸で、Apple/Microsoftの過去10年売上推移をグラフで一発表示できるのは、他社にはない強みです。
新NISA対応で見るべき3つのポイント
2024年から始まった新NISAは、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を組み合わせて、生涯1,800万円まで非課税で運用できる制度。3社とも対応していますが、細かい違いがあります。
ポイント①:つみたて投資枠のクレカ積立対応
- SBI証券:三井住友カードでクレカ積立可(月5万円まで)
- 楽天証券:楽天カード+楽天キャッシュで月10万円まで積立可
- マネックス証券:マネックスカードで月5万円まで
クレカ積立は新NISAの「枠を埋めながらポイントを貰う」必殺技。楽天証券の月10万円対応は強みです。
ポイント②:成長投資枠での米国ETF取扱
米国ETFのVOO(S&P500)やVTI(全米)を新NISA枠で買う場合、3社とも対応していますが、為替コストで差が出ます:
- SBI証券:住信SBIネット銀行経由で為替手数料0円可能
- 楽天証券:往復50銭(買い25+売り25)
- マネックス証券:買付時0円(売却時のみ25銭)
ポイント③:旧つみたてNISA資産の扱い
2023年以前の旧つみたてNISAで購入した投資信託は、新NISA口座に移管できません。3社とも、旧NISA口座で20年間非課税で保有を継続できますが、新NISA口座は「別の口座」として併存します。混乱しないよう注意。
2口座持つなら?森ノブの推奨組み合わせ
結論からいうと、森ノブは「SBI証券+楽天証券」または「SBI証券+マネックス証券」の2口座持ちを推奨します。理由は以下。
パターン①:SBI証券+楽天証券(汎用型)
- SBI証券:つみたて投資メイン(月5万円・三井住友カード積立)
- 楽天証券:楽天経済圏との連動・スマホ閲覧用
- こんな人に向く:投資信託中心で、楽天市場をよく使う人
パターン②:SBI証券+マネックス証券(米国株重視型)
- SBI証券:つみたて投資メイン
- マネックス証券:米国個別株・米国ETF用
- こんな人に向く:個別株もやりたい人、銘柄分析にこだわる人
パターン③:3社全部開設(森ノブ式)
- SBI証券:つみたて投資(メイン)
- 楽天証券:楽天ポイント還元用(積立額は少なめ)
- マネックス証券:米国個別株(少額・趣味の範囲)
- こんな人に向く:将来的に投資の幅を広げたい人
私が他社で失敗したエピソード
あえて「失敗体験」も書いておきます。誰かの参考になれば。
失敗①:SBIネオモバイル証券で5,000円損切り
2021年、SBIネオモバイル証券で米国ETFを1万円買ったところ、半年後に手数料の高さに気付き、損切り(−500円)。さらに、口座維持手数料が月220円かかることが判明、6ヶ月で1,320円。結局5,000円弱の損失で口座解約。
教訓:「気軽に始められる」を売りにする証券会社は、手数料体系を必ず確認すること。
失敗②:PayPay証券で同銘柄を二重買い
PayPay証券で「1株から買える」の手軽さに惹かれてVOOを1株購入。同時にSBI証券でもVOOを買っていることに気付かず、後で重複に気付いた。手数料も別途発生していて、無駄な出費。
教訓:口座を増やしすぎると管理コストが上がる。最初は1社、慣れたら2社、まで。
失敗③:松井証券の旧NISAから新NISAへの移行で1ヶ月放置
松井証券で旧つみたてNISAを少額やっていたが、新NISA開始時の移行設定が分かりにくく、結果的に1ヶ月積立を停止することに。SBI証券のほうは2024年1月1日からスムーズに新NISA積立が始まっていた。
教訓:大手3社(SBI/楽天/マネックス)はサポートが手厚い。中堅以下は、自分で頑張る覚悟がいる。
よくある質問
Q1. 投資初心者ですが、何から始めればいいですか?
A. SBI証券で口座開設→eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を月1,000円から積立、これで十分です。商品選びで迷うなら、これを「とりあえず」始めれば失敗しません。慣れてきたら他の銘柄を検討しましょう。
Q2. 1社だけ選ぶならどこですか?
A. 楽天経済圏を使っているなら楽天証券。それ以外はSBI証券を強くお勧めします。米国株しかやらないと決めているならマネックス証券。
Q3. 3社全部開設しても問題ないですか?
A. 全く問題ありません。口座開設・維持はすべて無料で、開設しただけで何かペナルティが発生することはありません。ただし、つみたて投資枠は1人につき1口座でしか使えないので、メイン口座はあらかじめ決めておきましょう。
Q4. クレカ積立の還元率が高いところはどこ?
A. 2026年5月時点では「マネックスカード1.1%」が業界最高水準。ただし、三井住友カードプラチナプリファード(年会費33,000円)なら5.0%還元です。年会費を回収できる積立額になるかで判断しましょう。
Q5. 結局、森ノブは何を一番使っていますか?
A. SBI証券で月5万円のつみたて投資がメインです。残りの2社は補助的に使っています。シンプルが一番です。
森のささやきは、強く吹くわけでもなく、止まるわけでもなく、ただ淡々と続いていく。証券会社選びも、完璧を求めず「まず始める」を優先することが、5年後の差を生むと、5年やってみて改めて思います。